Serif 「Affinity Photo」など無償化へ

デザインツール「Affinity」シリーズを提供するSerif (Europe) Ltd.は、2025年10月上旬、公式サイトにて「クリエイティブな自由が来ています。10月30日。」というメッセージを掲載し、突然Affinity Photo、Affinity Designer、Affinity Publisher(いずれもV2)の販売を停止しました。
ネット上では次期バージョン「Affinity V3」の登場が予想されていましたが、10月30日、Serifは予想を覆す形でAffinityシリーズの無償化バージョン「Affinity by Canva(Affinity V3)」を正式に発表しました。
Affinity V3 シリーズの特徴
Affinity V3では、これまで有料だった高度な画像編集ツールを無料で利用可能になりました。
- 統合されたソフトウェア
これまで「Affinity Photo」「Affinity Designer」「Affinity Publisher」の3つのソフトウェアに分かれていたツールが一つのソフトウェア統合されました。 - Canva AI スタジオ機能の搭載
AI生成的塗りつぶし等が利用できるCanva AIスタジオ機能が付属します(※Canva プレミアムプラン加入ユーザーのみ利用可能) - その他、多くのユーザーがリクエストした機能が多々追加
公式サイト上には「Version 3」の記載は無く「Affinity by Canva」と案内されています。しかし、ソフトウェア自体の内部バージョンは3です。

管理人は既にAffinity Photo V2 を使用していますが、操作性・UIに大きな変化はなく、AffinityシリーズやAdobeユーザーも従来通り迷わず使える設計です。
ソフトウェアのダウンロード・利用について
- ソフトウェアのダウンロード・利用には「Canva アカウント」の作成が必要です(既存のメールアドレスのみで登録できます。本名や携帯電話番号などの詳細な個人情報は不要です)
Affinity V3 は下記ページより入手できます。
■https://www.affinity.studio/ja_jp
従来のAffinity V2 について
従来のAffinity V2 ユーザーは、以下の公式サイトから引き続き「Affinityアカウントへのサインイン」「インストーラーのダウンロード」「ドキュメントの閲覧」を行えます。
■https://affinity.serif.com/ja-jp/v2/
公式サイトでは、Affinity V2 のオンラインアクティベーションサーバーを今後も継続運用する ことが明記されています。すでにライセンスを購入しているV2ユーザーは、これまで通り安心して利用を続けることができます。
Q:Affinity V2 スートを使用したい場合は?アップデートは入手できますか?
A:まったく問題ありません。お使いの Affinity V2 ライセンス (Serif 経由) は引き続き有効で、Serif はアクティベーション サーバーをオンラインで維持します。ただし、これらのアプリは今後アップデートを受け取れない、ということにご注意ください。引用:https://affinity.serif.com/ja-jp/v2/

Affinity V2 とAffinity V3 の共存インストール(Windows)
管理人は既にAffinity Photo V2(EXEインストーラー版)がインストールされているPCにAffinity V3(EXEインストーラー版)をインストールしましたが、Affinity V3が正しく動作しませんでした(ソフト起動後、即座にクラッシュ)
Affinity シリーズは、Affinity V2・Affinity V3ともにサンドボックス内で実行されるMSIX形式のインストーラーも提供されており、こちらを利用するとV2・V3の共存が可能です(同時起動なども問題ありませんでした)。
情報
| 提供元 | Serif (Europe) Ltd. |
|---|---|
| ソフトウェア名 | Affinity |
Windows
| 対応OS | Windows 10/Windows 11(64ビットオペレーティングシステム) |
|---|---|
| プロセッサ | x64/SSE2 |
Mac
| 対応OS | macOS 15 以降 |
|---|---|
| プロセッサ | Apple silicon (M1・M2・M3・M4・M5)/Intel |
※当記事はSerif社の情報やソフトウェアを参考に作成しています。