「秋葉原」増え続けるトレカショップ(2025/10/03)
電子部品やコンピュータの街として知られる秋葉原。いまだに「電気街」と呼びたい気持ちは強いが、電気関連の店舗は全盛期に比べて大幅に減ってしまった。
一方で、近年はトレーディングカード(以下トレカ)ショップの数が着実に増えており、管理人自身はトレカにはあまり詳しくないが、街を歩くとその存在感の大きさはすぐに分かる。
今や秋葉原の中で最も多いトレカショップ
2025年10月時点、電子部品店やコンピュータ、あるいはフィギュアやプラモデルといったホビーショップよりも、圧倒的にトレカを扱う店舗が多い。
一つの雑居ビルの中に三つ以上ものトレカショップが同居していることは珍しくはない。ビル一棟がほぼトレカ屋で埋まっていることもある。
かつては電子/コンピュータのお店で賑わっていたラジオセンターやニュー秋葉原センターにも多数トレカショップが入居。
未だにラジオを名乗り続ける「ラジオ会館」の公式サイトには「ホビー・フィギュア」と「カード・書籍」に分類される店舗数はいずれも11店で、同等の規模となっている(ただし「イエローサブマリン秋葉原本店★ミント」は両カテゴリに重複登録されているようだ)。そして、ラジオ会館の9Fには3店舗のテナントが入居しているが、全てトレカショップである。
トレカショップが急激に増えたコロナ禍の中・ジャンク通り周辺
この街はいつから「トレカの街」へと変貌しつつあるのだろうか。
確かに、以前から秋葉原にトレーディングカードゲームを扱うショップは多数あった。ただし、ここまで急激に増えたのはコロナ禍・コロナ禍明けだと考えている。
PC/ジャンク/パーツ系のお店が多くあったジャンク通りにも、トレカ関連のお店がコロナ禍・明けから増えてきている。東映ランド、リギルド、あきばU-SHOP 2号店の跡地がトレカショップになったのは記憶に新しい方も多いであろう。
余談だが、ジャンク通り周辺が最後に輝いていたのは、パーツ通りに「パソコン工房系列」「ソフマップ系列」「あきばお〜 伍號店」「ドスパラ」が同時にその道通りにあった頃だろうか。
この頃もPCショップはかなり減っていたものの、現在とは比べ物にならないほどお店が多かった。
パーツ通りの多くのPC系ショップがあった場所に建てられた大きな「FTK秋葉原ビル」は、1Fにマツモトキヨシが入るのみで、結局はオフィスビルだった。
これからの秋葉原のトレカショップはどうなるのか
秋葉原は相変わらず変化が激しい街である。秋葉原にトレカショップが大量にある状態も、電子部品やコンピュータ店舗の数と同様に、時間の問題かもしれない。ただし、かつて電気街を支えた小さなパーツ店のように、地域に根付いたトレカショップは、長く街の一部として存在し続けるだろう。
秋葉原から現在の秋葉原文化が無くなったとき、それはこの街に大きな変化が訪れたときかもしれない。老朽化したテナントビルがオフィスビルやホテルに変わり、テナントが入ったとしても、マツモトキヨシなどの大手チェーン店や飲食店などに置き換えられる。
そして、最終的に完全なるオフィス街に変わってしまうのかもしれない。
秋葉原は今後、どのような街になるのだろうか。そうならないことは祈りたいが、未来は予測できない。
管理人は、秋葉原から電子部品やコンピュータ関連のジャンルがこれ以上衰えず、今後さらに増えることを願っている。変わり続ける秋葉原の姿もまた、この街の魅力の一つとして尊重していきたい。